① オーストラリアに来たきっかけを教えて下さい!
大阪で5年ほどマッサージセラピストとして働いていましたが、店長になった時に「やりたい事とズレているな〜、、」と感じ、当初気になっていた東京のサロンで働きたいと、お世話になった専門学校の時の先生に相談したんです。そしたら「東京は人が多いから辞めとき!ハワイ行き!」っと、想像にもしていなかった返答が来て、初めは「やっぱり先生の考えはいつもぶっ飛んでるなぁ」と思いましたが、考え始めたら「それもありかなぁ」と海外で働くことについて調べ始めました。
何も分からなかったので本当に一から色々調べました。どの国で働くにしろ、英語力と就労VISAが必要でハードルが高いなと思っていたところ、オーストラリアだったらがワーホリ制度もあって英語が話せなくてもスタートしやすい環境だということを知りました。そして都市選びをしている時に、ヨガ文化やヘルシーライフが根付いている“バイロンベイ” を知り、私の理想的な暮らしができると思い、直ぐに「住んでみたい!」という気持ちになりました。その半年後にはオーストラリアに到着しワーホリを始めてました。笑
② 英語コースはどのくらい受講しましたか?
英語学校には12週間通いました。あっという間に終わってしまったので、もう少し長い期間取れれば良かったなとも思います。英語の勉強ができたこともそうですが、今でも連絡を取りあえるような友達ができたり、バイロンベイのコミュニティーに入ることができたので、学校に行ったのは正解だったと思います。
③ ワーホリが終わって、なぜ学生ビザでオーストラリアに残ろうと思ったのですか?
ワーホリが終わる前に日本に帰ることも考えました。でも、日本のどこに帰ろうかと考えた時に、再び日本に住んでいる自分が想像できず、もう少しオーストラリアにいたいなと思い残ることを決めました。英語の勉強をもっとしたかったので、学生ビザに切り替え、一年英語のコースを取得し、その後は、何かしら役にたつと思ったので2年間のビジネスコースを受講しました。
④ 英語はどのくらいたってから、「私話せるようになってきてる!」と感じましたか?
だいたい半年ぐらいでした。語学学校卒業後、マッサージセラピストとしてバイロンのローカルマッサージ店で働き出したんですが、電話で予約を取れるようになった時に「あ、私、英語で会話できてる!」と思いました。
オーストラリアに来て6年が経ちますが、今でも英語には自信がないです。笑) でも生活する上で困ることもないし、英語を使って一通り仕事ができるようになったので、それなりに英語力が付いたんだと思います。
⑤ オーストラリアに来て変わった点や成長した点はどこですか?
まず、仕事への価値観が変わりました。
日本にいた時は仕事の為に生きていたくらい勤務時間が長く、同僚も同じように働いていたので、それが普通だと思っていたので長時間労働をしていることにさえ気づいていませんでした。
反対に、Australiaでは、生活一番、仕事は2番と言う感じで、まずは自分のプライペートを大切に、それに重心をおいて仕事をすると言うようなスタンスに肩の力が抜けました。今では私も自分の時間を大切に、趣味のヨガをやったり、お友達やパートナーと過ごす時間をたっぷり取っています。
あと、物への価値観も変わりました。日本にいるときは、「あれもない、これもない」といつも何かを求めていたけど、今では「あれもある、これもある。」 今あるもので十分だ、と気付けるようになりました。日本にいた時ほど流行りを気にしなくなったんだと思います。
⑥ マッサージセラビストのお仕事について教えてください!
バイロンベイで働いていたマッサージ店はタイ古式のマッサージのお店だったこともあり、お客さんの好みが ”強い揉み方のマッサージ”、その上に外国人の骨格や筋肉は日本人よりも大きいので、慣れるまでは体力的に大変でした。
あとは、やっぱり英語力ですね。何人か他の日本人も同じマッサージ店で働いていたので、ついつい日本語で話してしまうことが多々あり、それを見かねたオーナーが、日本語禁止令を私に出してきたことありました。笑)でも、家族と離れて暮らしている辛さや寂しさを考えてくれる人だったので、何かあればいつも助けてくれるオーナーでした。職場は上下関係もないので仕事もやりやすかったです。みんなが仲間というか、友達みたいな感覚で働けました。
バイロンベイに住んでいた期間は、店で働くのとは別に、個人で出張マッサージもしていました。
きっかけは、仲良くなった近所のおばさんにマッサージをしたことです。おばさんは私のマッサージをすごく気に入ってくれて、毎週行くことになりました。
おばさんは友達や知り合いに私のことを良く話してくれて、しばらくしてからは、知らない番号から予約の電話やメッセージが来るように。。。。!広告をしていたわけでもないのに、人が人を呼び、直ぐに予約いっぱいの状態になりました。お客さんはみんな優しく、いろんなお家に行かせてもらい、気分転換にもなりました。アルパカを飼ってるお家に行った時は、マッサージ中に窓からアルパカ達が見に来ることもあったりと、日本ではできない経験がたくさんできました!
現在はブリスベンのスパで働いています。スパはマッサージショップと違って、マッサージの他にフェイシャルやボディースクラブ、ナイルケア等のサービスを受けることができます。そのため多くのお客様がマッサージとセットで他のサービスを受けられうので一人のお客様に掛ける時間が長いです。また、値段設定もマッサージ店と比べて高めの1時間$95ほど!
ロケーションがIndooroopilly という裕福な地域であることもあり、お客様の層も時間とお金に余裕を持っている方が多いような気がします。季節問わず毎日忙しいですし、コミッション制のお給料ですが、その日1日のお客さんの数が0人でもMinimum pay と言って1日の保証額を払ってもらえる制度があるので安心して働けています。
スパでのお仕事は、マッサージの他にスキルが無くても空き時間に教えてもらえるので、働きながらスキルアップもできる環境です。
店の営業時間は平日9-17:30、土曜9-17、日祝9:30-16:30と、日本にいた時の勤務時間より短く、仕事へのストレスが全然ないです。
⑦ オーストラリアに来て一番びっくりしたことはなんですか?
結構いっぱいあるんですが、裸足でスーパーに買い物に来てる人がいたり、フルーツとかお菓子を買う前にスーパーの中で食べてる人がいたり、あとは何でも大きい!ヨーグルトとか1キロ売りとか当たり前で、なんなら2キロ3キロも普通のスーパーにあったり。。
お昼頃の時間帯に服屋さんとかに行くとランチを食べながら接客してたりするのでビックリしました。今はもう慣れちゃって「何食べてるの?おいしそう!」って会話しちゃいます。笑
⑧ 今の彼との思い出深いエピソードや、国際恋愛において苦労した事などあったらぜひ教えて下さい。
パートナーはオーストラリア人ですが、それまで、外国人と付き合ったことがなかったので、初めは色々びっくりすることばかりでした。まず、いつから付き合いがスタートしたのかという事!告白的なものは無かったです。笑
会社でのご飯会やパーティーがある際は基本一緒に参加するのが普通らしく、職場の人にも紹介されます。
男女平等で考えてくれるので、料理当番も交互でやってくれて、掃除や洗濯も一緒にやるので、私だけ家事してることが多いっていう感覚になったことがないです。
去年8月に婚約をしました。おそらくこの先ずっとAustraliaに住むことになるかと思いますが、まだ実感はしていません、、。笑日本の友達や家族にすぐ逢えないってところが1番寂しいですが、Australiaでも友達がいっぱい出来たので何かあっても、きっとどうにかなります!笑
⑨ ブリスベンのおすすめスポットを教えて下さい!
- ハイキングにオススメ!
Mount Coot-Tha - かわいいcafeや雑貨がみつかるよ!
West End と Paddington - ビールを飲むなら…!
Felons Brewing Co - 日本食が恋しくなったら
Sono Japanese Restaurant・Bird’s Nest Restaurant・Yakiniku Hachi, Sumi
⑩ ブリスベンに来たら絶対やるべき事は?
- フェリーがあるので乗ってみたり
- 自然が多いので山にハイキングしたり
- シティーのリバーサイドでビール飲んだり
- 雨だったら大っきいショッピングモールが色んなところにあるから買い物したり
- たくさんcafeがあるからcafe巡りしたり♪
⑪ 今後の予定や夢などあったら教えて下さい。
また、英語の勉強したいなぁと思っていて、その後はリメディアルマッサージの資格や鍼の資格を取ってまたマッサージの幅を広げたいです!