長期滞在で他国に滞在する場合、その地で働くことができるか否か、渡航先を選択する際、重要なポイントになってくると思います。
マルタでは、学生ビザである一定期間以上マルタに滞在される場合、就労許可の手続きを済ませれば、仕事を得ることが可能になります。
日本パスポート保持者の場合、就労許可を得る為に、幾つか書類の提出と手続きが必要になります。
しかし、必要書類を揃えることはそれほど困難ではなく、就労許可を得るのはさほど難しくありません。
日本パスポート保持者の場合、90日以内の滞在であれば、目的が観光であれ就学であれ、入国するのにビザ申請の手続きは必要ありません。しかしながら90日以上の滞在を希望されている場合、マルタ入国後に学生ビザの申請をする必要があります。
学生ビザ保持者は、週に20時間まで就労可能になりますが、就労にはさらに就労許可書の申請が必要など、様々な条件があるので、詳細はYouTOOProjecリスナー(留学カウンセラー)までお問い合わせください。
学生ビザを取得する為に必要な書類は下記の通りになります。
- 学校が発行する入学許可書
- 学校への学費支払い証明書
- 滞在予定期間有効なパスポート また、パスポート全ページのコピーが必要になります
- 滞在先の証明書(マルタでの滞在先)
- 滞在期間予定中をカバーする、海外旅行保険証明書 最低保証額30.000ユーロまで
- 英文での残高証明書 (滞在予定中の支払い能力を示すもの)
- 上記の金融機関発行の口座の明細書のコピー、またはクレジットカード、デビットカードのめ明細書のコピー
- マルタのATMで使用した利用明細書やレシート
- ビザの申請書と申請費用(70€)
- 証明写真2枚(パスポートフォトと同じサイズのもの)
日本で事前に準備が出来る物は用意し、マルタに持っていかれるとスムーズにビザの申請が行えます。
学生ビザは、就学中で、また一定の出席率を保っている場合に限り、最大365日(52週間)までの延長が可能です。
それ以上の延長を望まれる場合は、居住許可ビザの申請が必要となってきます。長期での滞在を望まれている方は、学生ビザが有効である間に、申請手続きを始める必要がありますので、あらかじめ注意が必要です。
シェンゲンビザを使ってマルタに入国、滞在されている方は、最長90日まで就学することが認められていますが、入国して最初の3ヶ月間は就労が認められていないので、注意が必要です。マルタ入国から90日以上滞在している場合、幾つかの条件付きで学生ビザでの就労が可能です。
マルタで就労するには、就労許可(Employment Licence)の申請が必要になります。
先に雇用主を見つけ、採用されてから就労許可書を申請する、と言うシステムをとっています。それは、雇用主側から、マルタ労働局に、申請者の雇用する旨の書類を提出する必要がある為です。そのため、就労許可が下りるまでずいぶん時間がかかってしまう可能性が高いので、マルタでどうしても働きたいと思われている方は、早めにアルバイト探しを始めたりなど、積極的に行動していく必要があります。
では、マルタでは、どういう職に就くことができるのでしょうか?
マルタは小さな島国で、他のヨーロッパ諸国に比べると求人自体が少ないため、仕事を探しは決して容易ではありません。
ただ、マルタと言えば、ヨーロッパ諸国はもとより、世界中から、温暖な気候と、歴史に溢れた街を散策するために、年中を通してたくさんの観光客が訪れます。
そのため、観光業界や、ホスピタリティー産業での仕事は、決して就職のチャンスがないと言うわけではありません。積極的に自分から履歴書を送ったりして面接のチャンスをつかみ、就労の道を切り開いた方も沢山います。
時給は決して高くはありませんが(平均時給5€)、実際に職に就くことができれば、世界中の人たちと触れ合う機会にも恵まれ、生の英語を生かした貴重な経験を身につけることもできるでしょう。
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