2022年 08月 10日

【オーストラリア留学】好きなことを仕事にしたい!35歳でキャリアチェンジ

ニュージーランドでワーホリを経験し、一旦日本に戻りサラリーマンを経験したものの、海外に住むことを諦められず、28歳でオーストラリアの大学院へ入学するため渡豪。大学院卒業後は日系物流会社で就職し、5年間勤務の後、永住権を取得。35歳の時に、自分の好きな仕事をするために全く新しい業界にキャリアチェンジを決断!現在は公務員として原生林再生と外来植物の駆除に携わる仕事をしているバイロンベイ在住の悠介さんにお話を聞きました。

1. オーストラリアに行ったきっかけを教えてください。

日本の大学卒業後、多くの同級生と同じように就職してサラリーマンとして生きていくことに疑問を感じていたので、その当時あまり行く人のいなかったニュージーランドへワーキングホリデーに行きました。
初めての海外生活は、毎日が楽しく、非常に充実した時間を過ごしました。
帰国後も海外に住みたい気持ちは変わりませんでした。そこで、高校生から始めたサーフィンを通して自然環境にずっと興味を持っていたので、サーフィンと環境学の先進国オーストラリアの大学院に進学することにしました。

 

2. 環境学の勉強について詳しく教えてください

大学院 (UNSW Sydney) では、環境マネジメントという分野の広い勉強をしました。一年半のコースを通して、環境に関する法律、経済、社会、科学、工学、エコロジー、持続可能性など多分野の基礎知識を学び、それを環境問題に対する意思決定プロセスに役立てる勉強です。
オーストラリア人でさえ大変な大学院の勉強を、第二外国語の英語で学ぶので、本当に大変でした。特に、ディスカッションでは日本の様に自分の番が回ってくることを待っていると、何も言うことが出来ません。そこで、話し出すタイミングや理解してもらえるように内容を簡潔に話すなどを自己流で学びました。
英語の論文の書き方、暗記の通じない応用力が必要なテスト、発言が求められる授業など、英語だけでなくメンタルも相当鍛えられたと思いました。

3. 英語を上達させるのに必ずしていた事はありますか?

英語を上達させるには、英語脳(英語で聞いたことを、英語で考え英語で返答する脳)を育てる必要があります。それには、常に英語を使う環境に身を置くことが一番だと思ったので、オージーや他の国からの友達とフラットをシェアして、学校以外でも常に一緒に行動していました。
また、単語を調べる際には、必ず英英辞書を使っていました。英英辞書を使うと英語を英語で説明できるようになり、単語の持つ語感をつかむことが出来るようになります。初めは時間がかかりますが、長期的に見れば英語能力を伸ばす時間の大幅な短縮になりますし、英語脳が育ちやすくなると思います。

 

4. 大学院卒業後は何をしましたか?
日本での職務経験を生かし、日系の物流企業に就職しました。その当時、景気は良かったのですが、それでも経験とビザの無い留学生を雇ってくれるようなオーストラリア企業は見つかりませんでした。
また、その頃からオーストラリアに永住したいという気持ちが強くなり、キャリアを築いて、ビジネススポンサーに繋げるよう仕事に専念するようになりました。そんな中でも、もちろんサーフィンを仕事前後や週末に楽しんでいました。

5. その当時の苦労話等があったら教えてください。

就職後、しばらくしてからリーマンショックが起こり、日系企業は軒並みオーストラリアから撤退していきました。私の働いていた会社はオーストラリアの会社に合併・吸収された結果、リストラ、マネジメントの変更等多くの変化を経験しました。また、ビジネススポンサーの永住権申請に向けて準備していていましたが、会社が変わった結果、全てが白紙に戻ってしまったのには困りました。

 

6. キャリアチェンジした時の話を教えてください。

オーストラリアの原生林を再生させる会社に働いていた友達に誘われたのがきっかけです。ちょうどその頃永住権がとれて、大学院で勉強した知識を生かした仕事を始めたいと思っていました。
日本でも仕事を変えたことはありましたが、職種を変更することはなかったので、35歳で初めての仕事にチャレンジするのは勇気がいりました。また、待遇も今までのフルタイムからカジュアル、給料も三分の一ほど減ることになり、かなり悩みましたが、たった数万ドルの為に自分の本当にやりたいことや人生を諦めることは割に合わないと思い、新しい業界に飛び込むことにしました。今では、あの時本当に良い決断をしたと思っています。

7. 今のお仕事は何をしていますか?

5年ほど上記の原生林再生の会社に働いた後、パートナーと一緒に現在居住しているバイロンベイに引っ越しました。その際に、ローカルカウンシル(バイロンベイ周辺の地方自治体)での外来植物検査官の仕事に転職しました。以前より、ビジネスではなくノンプロフィットの組織(非営利団体)で働きたいと考え始めていたので、良いキャリアの転機になりました。
現在は、同じカウンシルで原生林再生と外来植物の駆除をするチームのスーパーバイザー(管理者)をしています。良い人達と好きな仕事が出来て、本当にラッキーだと思います。

8. オーストラリアに来て一番良かったと思うことを教えてください。

波が良くて、人がフレンドリーで、自然が美しくて、ビールが美味いところが最高ですね!

 

9. 日本にいる海外に出たいけど迷っている若者へ一言お願いします!

始めの一歩を踏み出す時は勇気がいりますが、一度海外に出てしまえば、多くの日本人が海外で楽しく人生を送っていることに気づきます。
また、自分がそうだったのですが、日本に息苦しさを感じている人、自分のありのままでいられないと思っている人、これからの人生に疑問を抱いている人は、海外に来てみることをお勧めします。きっと、ありのままの自分でいられる居心地のよい場所を見つけることが出来ると思います。もし、海外生活が合ってなかったとしても、試してみないことには分かりませんし、それが分かっただけでも前に進むことが出来るのではないでしょうか?
自分的には、海外に出たことが、人生での一番良い決断だったと思います!

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